ライフステージ

最近、ライフステージってコトバを考えてる。

何のコトかといえば、人生の中で、なんども起こる生き方の変化のこと。
たとえば、卒業、就職、結婚、妊娠、出産、子育て、再就職、介護…ってライフステージはどんどん変わっていく、その都度、キャリアとプライベートを天秤にかけて、選択しないといけない。

再就職って簡単に書いたけど、元いた会社のもどれるのはすごく稀、システムエンジニアとかで顧客対応ができるから是非戻ってきてとかいうケースでないと難しい。でも人口減少時代で、人材の奪い合いになってくると、すでに仕事を理解してる、子育てママは、子供が学校いって学童にでもいってくれるようになったら、復職オファーは増えると思う。

こういうライフステージの変化って、女性特有のもので、男性には就職後は退職まで変化がないって思われてた。でも本当にそうなんだろうか?

ぶっちゃけ、妊娠・出産は、身体的女子にしかできないけど、それ以外は男性だってできる。なのに、育児休暇を3日とっただけで、まわりから賞賛されるのが今の時代だ、ふざけてる。3日じゃなくって、ミニマム3ヶ月、できれば半年から1年育休とればいいじゃない。男子だって。自分の子供でしょ?

結局、半年も休むってことは、その組織に、その子がそもそもいなくてもまわるモノだと思っちゃうから休めない。いやいや心配しなくてもいい。組織ってなもんは誰かがかけたら、他の人がその人の役を自然とやる有機的なもの。だから組織つくってるわけなんで、全く心配しなくてもいい。んで戻ればちゃんと自分の場所は残ってる。堂々と奥さんと半年ずつわけあって育休取って欲しい。マジほんとお願い。でないと奥さんのキャリアが傷つく。

あとは、介護だ。イマドキの介護は、自分の親の介護は、その子供がやるか、プロにおまかせするのが当たり前。義母の介護を妻がやるなんてあり得ない。

なのに、うちは妹がいるから、介護の心配はしなくてもいいんだよねとかふざけたことをいう男子が多い。いつから介護=女性の仕事になったの?あなたが自分の母の下の世話をしたり、認知でトイレの場所がわからなくなって、部屋中うんちだらけになった父の介護をやればいいじゃん。YouTubeにそういうこときちんとやってる、男性の動画あるよ。わたしめちゃ尊敬した。

言いたいのは、男の子もライフステージを意識して、職場での地位向上ばっかり考えるんじゃなくって、仕事と暮らしどちらにウエイトを置くべきか常に考えて、状況にあわせて選択すべきだってことをいいたい。その為には会社側も、時短勤務、週休3日制、副業許可なんてことをどんどんやっていく必要がある。

このテキストはすべての男の子にむけて、女の子だったらむかしからあたりまえだったことを言いたかったのだ。

そうしないと女の子の社会進出はすすまない。それは人口減少社会での働き手不足になるので、日本社会全体の経済がまわらなくなることを意味してる。実は結構大きな問題なんだ。

きちんと、自分のライフステージを考えて欲しいです。男の子たち。

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